2012年

2013/04/27より05/19まで、両国・回向院さまにおいて「東日本大震災復幸支縁 善光寺出開帳 両国回向院」が実施されます

 両国・回向Panf_degaicho3_r院さまにおいて73年ぶりに「善光寺出開帳」が実施されます。普段拝むことの出来ない仏様が遠方までお出ましになる「出開帳」。一光三尊の阿弥陀 様(出開帳仏)、お釈迦様の涅槃 像などを拝せることになっています。被災地のニュースが報道されることも少なくなっていき、人々の記憶からも徐々に薄れて いく現在、被災地の現状を全国へ発信し、被災地の人々に「忘れない」というメッセージを届けるために行われます。集まった浄財は全額「復幸史縁」のために 使われます。

 出開帳には、私が支援活動を行っている、気仙三十三観音霊場からも2体の観音様にもお出ましいただくこと になりました。がれきの中から発見された金剛寺様の如意輪観音さま、そして要害観音堂の聖観音さまです。多くの方々に、気仙地域に代々伝えられてきた「祈 り」の姿を、津波から奇跡の復活を遂げた観音様の物語を、心に刻んでいただきたいと願っています。また出開帳期間中、ひとさじの会では、「気仙三十三霊場 への招待」(仮)と題して、お話し申し上げる機会をいただけることになっています。私も一度お話しする予定です。

弘法大師堂補修相成りました

 弘法大師堂は、本堂とほぼ同じころ昭和4年に建立されたものです。もう、80Img_6562_r 年以上たつ建物です。大震災の影響もあり、向かって左奧は4cmほど、左前は 2cmほど下がってしまい、扉をあけるにも支障をきたす状態でした。成就院開創400年ということもあり、お堂の補修を行いました。ジャッキアップし交い 物をしてお堂を水平にし、土台のコンクリーのヒビをふさぎ、剥がれかけていた周囲の塗装をしなおし、正面の曇りガラスを透明なアクリル板に代え、お堂の周 囲に石を引きました。ぐっと風格がでた弘法大師堂、お参りの際は、ぜひお手合わせ下さい。

2012/11/12~11/13  「川崎大師と那古寺の旅」に行って参りました

Img_6435_r   11 月12日、13日にお寺の旅行に行って参りました。今年は、川崎大師お参りの後、ウミホタル経由で、那古寺へ。その日は安房小湊・誕生寺門前の「三水」に て宿泊。翌日は、早朝誕生寺参拝、鯛ノ浦の遊覧船に乗り、仁右衛門島散策、フェリーで久里浜へと渡り、三崎のマグロ料理を食べて帰京という行程でした。

 川崎大師は内陣に入り、遠目ながらご本尊を拝することができましたし、那古寺では、こちらも内陣に上げて いただき、皆で勤行した後、銅作りの千手観音様や大日様を拝むことができました。宿もリニューアルしたばかりで、しゃれた工夫が随所に見られ、とても気持 ちよく一晩過ごすことができました。

 翌日の鯛ノ浦は鯛を見ることができませんでしたが、すごいスピードで海上を疾走し揺れるは揺れるは。沖で 餌を撒くと、黒い魚が群がっていました。どうも鯛ではない模様。40に来たときは鯛が群がっていたのにと一人の方が言ってました。仁衛門島へは櫓でこぐ舟 で上陸。写真は、こんな大勢乗って舟が沈まないかしら、と不安に思っているときのものです。石橋山の戦いで負けた頼朝が立ち寄った巌や日蓮上人が朝日を拝 した岩など名所・旧跡があり、楽しめました。シメで、三崎でマグロ料理を堪能しました。
 みなさん親しくなってきた頃もう到着。楽しい二日間でした。

はなはだささやかながら成就院菊まつり

Img_6414_r   今年も、松田さんより、丹精込めて育て上げた菊をいただきました。現在、白・黄・紫ととりどりの大輪の菊がみなさまをお待ちしております。地元のコンテストで賞を取ったと聞きました。寺の中に入って菊の写真を撮る方もいらっしゃいます。「まつり」というにはちょっとささやかですが、ご覧いただければ幸いで す。

2012/11/04「成就院手前みその会」を行いました

 

Img_6407_r  今年の2月、鹿島パラダイスの無農薬・無肥料の大豆と佐渡の海洋深層水で作った塩で仕込んだ味噌が、夏を越え、熟成して参りました。この度、その味噌のお披露目会を行いました。味噌造りに参加したのは、食に興味関心のある若者4人と成就院のお檀家さん数名。
  大豆を一晩水に漬け、柔らかくなるまで煮てから潰し、塩と麹とを合わせてよくこねまわしてできあがり。作 業はとっても単純です。今まで物置で眠っていた大きな瓶が初めて役に立ちました。瓶の下の方には、たまりがたんまり眠っていて、ひと舐めすると、うま味が 凝縮しているのにビックリ。きゅうりや大根をつけてたべるとなんともうまい。大成功でした。
 写真は、タッパに入れた味噌の味がちょっと違うというので、好みのものをテイスティングしているときに撮ったもの。それぞれ好みのお味が重ならず、ひとつの味噌をめぐっての戦いは起きませんでした。

2012/10/23 「気仙三十三観音霊場への招待」講演会が実施されました。

Img_6298_r   ひとさじの会は、この3月より実施している「気仙三十三観音霊場再興プロジェクト」の一環として、大船渡カメリアホールにて講演会を実施しました。強雨にもかかわらず、180名弱の方々に参加していただきました。ホールはぎっしり。

 13時半開始。司会は吉水師。はじめに私が15分程度、ひとさじの会の紹介、気仙三十三観音再興プロジェ クトをはじめるに至った経緯、実施した事業の報告、そして観音霊場を巡礼する意味合いについてお話しいたしました。観音霊場巡拝のキーワードは「出会い」 であり、観音様との出会い、亡くなった方との出会い、地元の歴史文化との出会い、自分自身との出会い、地元の方々との出会いといった様々な「出会い」が経 験できる場であることを申し述べました。 次に工藤師より、10分程度、気仙三十三観音HPについての紹介がありました。

 そして、ご詠歌奉詠。津波の被害にあった真言宗智山派金剛寺さまのご詠歌講員の方32人にお唱えいただき ました。なんでも、住職は、「初めて聴く人も多いので、そんなに頑張る必要はない」とおっしやったそうですが、「いやいや出るからにはもっと上手く成らね ば」との声が強く、毎週練習を重ねたと聞きました。声もよく通り、所作もきっちり。すばらしかったです。住む場所が遠くなったりと疎遠になった方もいたそ うですが、久々に皆と会ってすっかりと楽しくなり、以前と変わらぬ一体感が出てきたといいます。帰りのバスでは、満員の聴衆の前でお唱えでき「いや~楽し かった」と大勢の方がおっしゃっていたそうです。アンケートでも、家が真宗なので初めてご詠歌を聴いたがとてもよかったという意見や、子どもの頃におばあ さんやお母さんが仏壇の前でお唱えしていたことを思い出し涙がでた、という意見など大変好評でした。

 最後に東海新報社の編集長の佐々木克孝さんより「気仙三十三観音めぐり心の旅」と題した講演を頂いきまし た。子どもの時の霊場とかかわりや、なぜ「祈りの道」という記事を書くようになったのか、書いていく過程で観音様に書かされているのではないかと思ったこ となど、ときには笑いも交えお話しいただいきました。

2012/10/01 東京東部教区寺庭婦人会第3回「おすそわけ運動」に協力しました。

Img_6196_r   今年2度目となる「おすそわけ運動」を、10月1日上野成就院にて執り行いました。
 14ヶ寺から、お米、そうめん、のり、しょうゆ、せんべい、お菓子、缶詰など多くのご芳志を送っていただきました。今までで一番多くの物資が集まりました。また、浄土宗照光院今井英之上人にも、物資のご提供をいただきありがとうございました。
 午後1時より本堂で、お送りいただきました物資の仕分けを行った後、ご本尊の御前に供え、東日本 大震災殉難者精霊の追福菩提、東日本大震災被災者の方々の息災、生活に困窮されている方々の息災をお祈りする法要を厳修しました。法要には、浅草成就院小 鍋師、東覚寺内 奥田師、寶蓮寺中 鈴木師の4名にご出仕いただいきました。
 法要の後、物資を浅草橋にある「セカンド・ハーベスト・ジャパン」の事務所に皆でお届けしまし た。倉庫には、箱が壊れたために販売できなくなった物、誤って発注されてしまった物、賞味期限が近づいてきた物などがたくさん納められていました。今日お 渡しした物資は、生活に困窮されている方々、団体等に手渡されます。
 ご協力いただいた多くの方にお礼申し上げます。

2012/09/27 「為先会」を行いました。

「為先会」は、浄土宗若手僧侶が組織しているお念仏の会です。メンバーは「ひとさじの会」とも重なっています。「為先会」の歴史の中で、真言宗の寺院で会が行われたのは今回が初めてです。  以前、「為先会」の体験記として「真言僧がお念仏を唱えるということ」という小文を書きましたので、後に掲載します。  5時集合。18名の参加。ご本尊の前の蝋燭の明かりのみの真っ暗な本堂でただひたすら「南無阿弥陀仏」とお唱えいたします。徐々に目が慣れてきますと、ご本尊のお姿が暗闇の中に浮かび上がってきます。皆の気持ちが入ってくるとお念仏の声が大きく力強くなってきました。90分以上ただひたすらお念仏。終わったときは、なにか心がスッキリしました。 「真言僧がお念仏を唱えるということ」                   真言宗の本尊様は、教義上は大日如来です。ところが実際、大日如来をご本尊にしている真言宗寺院は案外少なく、不動明王、薬師如来、観世音菩薩などさまざまな仏さまをご本尊としています。  大日とは、原語ではヴァィローチャナ、遍照という意。無限に慈悲の光を放つと解されてきました。大日如来は、ありとあらゆる仏を包含するという機能と、逆にすべての諸仏諸菩薩を位置づける機能があります。よって、諸仏諸菩薩は、大日如来に他ならない、ということになります。  それを真言宗の教義からいうと、「一門即普門」といいます。「一門」とはそれぞれの仏のこと、「普門」とは、大日如来のこと。「一門」の諸仏諸菩薩は、「普門」としての大日如来に属している、だからどこの門から入っても、大日如来を拝むことになるのです。真言宗の本尊様が多種多様だということは、そのような理由によります。  真言宗の本堂内陣には、諸仏諸菩薩の集大成である曼荼羅を掛けることになっています。様々な諸仏諸菩薩が位置づけられるなか、阿弥陀如来は、曼荼羅の中心近くに位置づけられています。  よって、阿弥陀如来を礼拝し、一心に念仏をお唱えするということは、真言僧の行のひとつとして意味づけられることになります。

成就院オリジナルポストカード完成

Img_6210_r    成就院オリジナルポストカードのカットは、現在東京芸術大学に在籍している古賀さんに、ホームペイジ用のカットととして描いていただいたものです。とてもキレイな絵なので、ポストカードにいたしました。まだちょっと残部がありますので、希望者にはさしあげます。

2012/09/22 成就院開創400年記念「秋彼岸会」勤修しました

Dsc_0193_r   今年は、成就院が開創してから401年目に当たります。よって、秋彼岸会は「開創400年記念」と銘打って秋彼岸会を勤修しました。
皆で「勤行式」をお唱えした後、古今亭志ん輔師匠の「佐々木政談」でお楽しみ頂きました。120名の方が参加、食事をしながらなごやかにご歓談いただきました。
 記念品として、はなはだささやかではありますが、檀家さんで和菓子屋の「東洋庵」さんの紅白まんじゅうと、近くの作業所で作っている「つなぐ」クッキー、成就院オリジナルポストカードをお持ち帰りいただきました。

その他のカテゴリー