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2012/09/27 「為先会」を行いました。

「為先会」は、浄土宗若手僧侶が組織しているお念仏の会です。メンバーは「ひとさじの会」とも重なっています。「為先会」の歴史の中で、真言宗の寺院で会が行われたのは今回が初めてです。  以前、「為先会」の体験記として「真言僧がお念仏を唱えるということ」という小文を書きましたので、後に掲載します。  5時集合。18名の参加。ご本尊の前の蝋燭の明かりのみの真っ暗な本堂でただひたすら「南無阿弥陀仏」とお唱えいたします。徐々に目が慣れてきますと、ご本尊のお姿が暗闇の中に浮かび上がってきます。皆の気持ちが入ってくるとお念仏の声が大きく力強くなってきました。90分以上ただひたすらお念仏。終わったときは、なにか心がスッキリしました。 「真言僧がお念仏を唱えるということ」                   真言宗の本尊様は、教義上は大日如来です。ところが実際、大日如来をご本尊にしている真言宗寺院は案外少なく、不動明王、薬師如来、観世音菩薩などさまざまな仏さまをご本尊としています。  大日とは、原語ではヴァィローチャナ、遍照という意。無限に慈悲の光を放つと解されてきました。大日如来は、ありとあらゆる仏を包含するという機能と、逆にすべての諸仏諸菩薩を位置づける機能があります。よって、諸仏諸菩薩は、大日如来に他ならない、ということになります。  それを真言宗の教義からいうと、「一門即普門」といいます。「一門」とはそれぞれの仏のこと、「普門」とは、大日如来のこと。「一門」の諸仏諸菩薩は、「普門」としての大日如来に属している、だからどこの門から入っても、大日如来を拝むことになるのです。真言宗の本尊様が多種多様だということは、そのような理由によります。  真言宗の本堂内陣には、諸仏諸菩薩の集大成である曼荼羅を掛けることになっています。様々な諸仏諸菩薩が位置づけられるなか、阿弥陀如来は、曼荼羅の中心近くに位置づけられています。  よって、阿弥陀如来を礼拝し、一心に念仏をお唱えするということは、真言僧の行のひとつとして意味づけられることになります。

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