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2015/08/15~08/16 児童養護施設の子供たちをつなぐ場である「日向ぼっこ」主催「ことなの語り場」に参加してきました

 Img_1718_r   「日向ぼっこ」は児童養護施設に生活する子供たちを支援する団体です。子供たちの居場所を作ることやひとりだちに向けての相談、講演会や座談会などの活動を行っています。 以前、事務所の引っ越しをお手伝いしたことから、ご縁が結ばれました。

  この度は、子供たちの交流及び自立に向けての意見交換の場である「ことなの語り場」に初めて参加しました。「ことな」とは、「こども」でありながら、一足早く「おとな」にならざるを得ない施設のこどもたちを表した造語です。

 15日は、日向ぼっこに集合。自己紹介の後、2班に分かれ買い出し。予算の中で交通費などを考慮しなが ら、いくら食事に使えるのかを考えるのもひとつの勉強だとか。荷物を持って舎人公園でバーベキュー。すごく暑い日でした。肉のかたまりをこんなに食べるの は何年ぶりでしょうか。皆すっかりうちとけて楽しく過ごしました。事務所に帰ってから「語り場」が始まります。1時間半ほど語って解散。
 16日は、新宿の東京ガスショールームで高齢者疑似体験をしました。サポーターを足首や膝ぐるぐる巻きにして固定し、耳栓、サングラスで耳や目の働きも制限します。階段を上り下りすると、躓きそうになりますし、浴槽に入るときも足をあげるのが大変でした。帰って語り場。

 語り場から。3歳から施設に入った人、高校から入った人様々です。ただし、みな虐待を受けたり、育児放棄 をされたりと複雑な事情がありました。施設の仲間とは、その原因についてお互いに聞いてはいけないような雰囲気があるそうです。聞いたことも話したことも ないそうです。皆が話しだすのを聞き、こんなに話してもいいのかとちよっととまどったといっていました。これ以上もう傷つきたくないと固まってしまった心 持ちが、安心・信頼の念をいだいて、少し緩んだのでしょうか。もしそうなら嬉しいですね。
 また、施設をでても一人暮らしはいやだという声が複数あがりました。3歳から施設で育ち、いつも学校から帰るとだれかがいるという毎日。施設を出ることは、世間に放り出されてしまう感じなのでしょうか。自立へのハードルは高く且つ幾重にも重なっていることを知りました。

 ただお話しを聞いていただけでしたが、むき出しの言葉が重く胸の底に沈んでいきました。その晩、「ことな」たちの提出する書類を一生懸命手伝っている夢を見ました。

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