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2017年9月

9月25日 映画の撮影場所として成就院が選ばれました。

 昨年、キリン福Img_2904_r祉財団がお金を出し、児童養護施設に暮らす女子高生が、周囲の人々の援助を受け、大学に進学するという映画が撮られたそうです。様々な支援団体やなどで上映会が開かれたそうです。

そして、今年第二弾として大学に進学した女の子が、子ども食堂でボランティアをし、食堂に集まる様々な問題を抱えた子どもを、支援するという映画を撮ることになりました。

そこで、なんと成就院が撮影場所に選ばれました。お役に立てて良かったです。

この日は、女の子が面接に来るシーンと、書院で食堂を運営する奥さんと歓談をするシーンを撮りました。写真は庭を見ながら歓談するシーンです。

映画の撮影を見るのは初めてなので興味津々でしたが、思ったより淡々と撮るのに驚きました。

今度は11月、一日中撮るそうです。果たして成就院がどのように映っているのか楽しみです。

9月18日 彼岸会勤習いたしました。

一週間前の天気予報では、台風が直撃との報が。果たしてどうなのか、前日の17日、各地に大きな被害を与えて台風は日本列島を縦断しました。

台風一過、この日は快晴で蒸し暑い一日でした。ちょうど良い頃合いというのはなかなかありませんね。90名近くの参加があり嬉しく思います。

秋は住職がお話ししています。「こころの構造」という題で、仏教の中でも特にこころを精細に分析した「唯識」についてお話ししました。こころは八層の構造になっており、潜在意識たる第七「未那識」、第八「阿頼耶識」が第六「意識」に影響を与え続けているのだというお話しです。

言葉がなかなか難しいのでだいぶかみ砕いてお話ししましたが、分かりにくかったかもしれません。

半年前から勉強し一月前から原稿を書いてきた成果(?)を聞いて頂きよかったです。

中学生と掃除をしていたとき仏像出現‼

職場体験の中学生と本堂掃除をしているとき、床の間脇の開けずの戸棚を開けてみました。
すると、そこにはなんと御厨子に入った三体の仏像が…
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左が阿弥陀如来、正面が千手観音、右が馬頭観音だと思われます。調べたところ「日光三社権現本地仏」がこの三体だそうです。

日光修験をご信仰している檀家の方が作られ、何らかの事情でお寺に寄託されたのでしょう。まったくなにも記されていないため来歴等も分かりません。

今は位牌所にご安置し朝のお勤めの際、お参りしています。お宝です。

職場体験の中学生からお便りが届きました。

夕方チャイムが鳴ったので門前に向かうと、中学生3人が佇んでいました。職場体験に参加した中学生がお便りが届けてくれました。
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一人は「最初お寺なんて普通の職業じゃないし、企業とかレストランとかにすれば良かったかなと思っていました。でもやっぱりお寺でしか学べないこともあって、みなさん、とても優しくして下さって、最後はやっぱりここにしてよかったとなと思いました。(略)私は家に帰っても住職さんの話をかぞくに聞かせました」と書いてくれました。

また「三日間で学んだことは、コミュニケーションの大切さです。みなさんとぼくたちでそうじをしているときのような役割分担をし、みんなで協力するコミュニケーションがぼくには必要だと思いました」

さらに「僕が所属しているバレー部の練習の時にも自分の気持ち次第で自分だけですが、、練習の質が変わるので、とても納得しました」と記してくれました。

それぞれが3日間の体験から何かを感じ取ってくれたようで嬉しく思いました。

お手紙を書いて中学に届けました。担任から渡して頂いたところ。それぞれとても喜んでくれたとのこと。校長先生からお電話を頂きほんとうに嬉しく思いました。

9月5日 第五回の「じょうじゅいんモグモグ食堂」をオープンしました

モグモグ食堂も4回を数えました。今回は子ども13名、おとな11人、スタッフ11名でした。9月の頭は、学期はじめで、レギュラーメンバーがあまり来ませんでした。ちよっと寂しいですね。
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前回、マダムたちにそろそろお魚がいいんじゃないのと言われ、鮭のチャンチャン焼きに決定。野菜もたくさんとれますからね。

じゃがいももたくさんいただいたので、ビシソワーズ、紫じゃがいものハッシュドポテトを、さつまいもご飯、やみつききゅうり、なし、ジュースでした。こう書いていると、すごいものを出している風に感じられますね。

魚は食べてくれるかなと心配しましたが、結構評判よし。さつまいもご飯もたくさん食べてくれました。よかった。

初めて参加してくれた親子が二組いました。小一時間いろいろお話ししてお帰りになりました。くつろいでいただいて良かったです。

お墓を高圧洗浄し、綺麗になりました。

彼岸会の休憩時間の時、「みなさん、お墓にお参りしたとき、何か感じませんでしたか」と尋ねると、みなさん、頭をひねっていました。「明るくなりませんでしたか」と聞くと、「ああ、そういえば」という方が何人もいらっしゃいImg_2905_rました。

篠田石材さんが、お墓全体を高圧洗浄をで綺麗にしてくれました。苔が生えているところもありましたが真っ白に。地面も磨いてくれて美しくなりました。

写真をみてもよく分からないかもしれませんが、だいぶ雰囲気が変わったのです‼

篠田石材さんありがとうございました。

8月30日 第17回「源氏物語を読む」を実施しました。

 今回は「澪標」の巻。沈倫の憂き目に遭っていた光源氏一門に春が訪れます。須磨から帰ってきた光源氏は内大臣に、元左大臣が太政大臣へと昇進しました。

 そんなアゲアゲの時、紫の上に明石の君との間に姫君が生まれたことを初めて告げます。そのシーンを読解。

 最初はこわごわ姫君のことを遠回しに告げますが、紫の上がそうショックを受けているようでもない、自らへの信頼が篤いことを知ると、突然上から目線に変わり紫の上を悲しませることをあえて告げます。そして、悲しみすねる紫の上の姿を見て「かわいい」と感じます。

 今回は、みなさんの反応がとても良かった。「ちょっと光源氏あまりにひどいんじゃないですか」と強く憤っていました。こういうのも、『源氏物語』を読む楽しさです。

8月26日、27日 日向ぼっこ主催「ことなの語り場」に参加しました

日向ぼっこは、社会61_r的養護を必要とする子どもたちの居場所づくりを行っている団体です。

毎年夏休みの終盤、「ことなの語り場」が行われます。普段は正面から向きあうことがあまりない問題を、同じような境遇の友とガッツリと語り合う、そんな場を提供しています。今年は25名を超える参加者がありました。大盛況です。

初日の午前中は、両国駅前でのバーべキュー。交通至便の所にこんな施設があるのですね。大賑わいでした。肉や野菜を焼きながら少しずつ会話が弾んでいきます。ただし焼き手が一人いれば事足りてしまうので、一緒に作業したほうがより距離が縮まると思いました。

午後は今晩宿泊する、築地のゲストハウスに移動。第一回の語り場です。「自立とはなにか」がお題です。経済的な自立にまず目が向きますが、精神的な自立とは、というところが考えどころです。数年後には施設を出て自ら稼いで自活しなくてはいけない「ことな」たち。それぞれ思うところがありました。私は、これにて失礼。みんなはここで宿泊です。中には、夜明かしした人もいたとか。

二日目の午前は、池袋防災館で消化器の訓練、地震体験、煙の中での避難体験を実施。勉強になりますね。その後日向ぼっこに場所を移し、「災害時の対応について」「DVについ
て」の語り場でした。場に入り込んでくるといろいろ生々しいお話しが絞り出されます。ことなたちは、深いところを見据えていますね。

私が毎年思うことは、高校教員をしていたとき、もっと生徒と距離を縮めて接すれば良かったかなということです。勤めていた学校は「自主自立」を校是としており、生徒とはベタベタつきあわず距離をとるというスタンスでした。果たして私が回りからどう見えていたのか、それもふくめ、過ぎ去りし昔についてグルグルと思考を巡らしてしまいます。

8月22日~24日 御徒町台東中学校の生徒が職場体験にやって来ました。

8月22日からの三日間、恒例の職場体験に中学二年生三人が成就院を訪れました。初日は、書院の掃除を行いました。はたきを握るのが初めてImg_2885_r_2 で、布の部分をしならせて桟をはたくのがなかなか上手くいかなかったようです。いまの家には桟などありませんからね。良い体験が出来ました。書院や床の間の解説や掛け軸の掛け替え方を見せたりしました。お昼はごまだれそうめん。

二日目は本堂の掃除です。午前中は位牌所と須弥壇の掃除。一年に一度やるだけですから、成就院では、職場体験が大掃除になっています。仏像や位牌を動かし掃除をしました。昼はキーマカレー、美味しくできました。午後は通常の本堂掃除とガラス拭きでした。

三日目は本堂と玄関の窓ふき、午後は「般若心経」の写経を行いました。お参りに来ていた檀家の方からお昼のサンドイッチを差し入れしていただきました。ありがたいですね。

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