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2月8日 源氏物語を読む会を行いました。

 今回は「朝顔」の巻、朝顔の齋院にご執心との噂が紫の上の耳にも届き、彼女は朝から不機嫌です。光源氏はご機嫌をとってあれこれなだめすかしています。
 
その時、光源氏の心を占めているのは、義理の母であり最愛の方である藤壺の死。彼女のことが心の表面に浮かんでくると、のたうち回るほど苦しい。そこで、苦しさから逃れようと、女童たちに雪まろげをさせました。純白の雪の中、女の子たちはきやっきゃと騒ぎながら雪をころがしている。幻想的な風景です。しかし、それを見て思い出すのは、藤壺が風流にも雪山を作らせたという出来事、表面は繕さていますが、内心は穏やかなはずはない。
 
そして、今回は二人の贈答歌を読みました。紫の上は自らの孤独を歌い上げ、光源氏は藤壺を失った寂しさを詠んでいる。互いに冬の景物を詠んでいるので、一見贈答歌には見えますが、精査すれば二人の心はまったく通い合っていない。とても残酷なシーンです。
 
次回はひとつ戻って「薄雲」を読みます。
 
 

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