2018

5月3日~6日 岩手県住田町「ふるさと創生大学」開校式に参加しました。

岩手県住田町に「ふるさと創生大学」が開校します。
東日本大震災の折には、後方支援基地として大きな役割を果たした、住田の地において「総合学術データベース」による通信教育、住田町での体験学習により有意なる人材を育成すべく「ふるさと創生大学」が開校することになりました。
開校式は5月3日、五葉地区公民館で行われました。町長さんを初め町内のお歴々が居並ぶ中、学校長池上惇先生が高らかに学校開設の理念を述べられた後、来賓や教員の自己紹介とみなさん自らの言葉で学校に対する思いを語られとても温かな雰囲気のもと式典が執り行われました。終了後は、地元おみてなし隊の方々の手料理が振る舞われました。
 私は、近所の古民家を借り上げた宿舎でひとり泊まりましたが、初めてお会いした川村さんと意気投合、三時間も語り明かしました。何を話したかはよく覚えていませんが、とても楽しかった。
翌日は、雨の中を関西や関東から来た来賓の方々に混じって、五葉山火縄銃の演武、阿弥陀堂、民俗資料館を見学しました。火縄銃のすごい音に驚きました。
5日は大船渡リアスホールでシンポジウム。「あの日、あれから」では、三人の被災体験が披露され、「共に歩む」では岩手県の大学生のボランティア活動について、「伝える」では東海新報社記者佐藤さんが、記者として何をどう伝えるのかということについて、後半は、津波研究家の木村さん、阪神淡路大震災における支援活動を踏まえた知見の発表として、4人の先生からの発表がありました。
6日は藤井先生より「遠野ふるさと学校」の実践報告、インドでの植林活動について星さん、体験学習とコミュニケーションと題して高橋さん、そして千葉修悦さんから天嶽地域構想学について実践報告がありました。

4月12日「源氏物語」を読む会を行いました

今回は「薄雲」の巻、明石の君と姫君とが別れ別れとなる、「子別れ」の場面です。
 
今生の別れになるかという切々とした母親の思いとは異なり、状況が分からぬ姫君はどこかへお出かけかと母の袖を引き「乗り給へ」誘います。その無邪気さが母親の深刻な思いを際だたせる。
 
「末遠き二葉の松にひきわかれ いつか木高きかげを見るべき」
 
と明石が歌を詠みます。歌の贈答とは、男が詠み掛けそれに女が応えるのが順です。ここで明石が先に詠んでいるのは、贈答を意識しているというのではなく、心の底から湧き起こる思いが強く、歌を詠まずにはいられない状況なのです。
 
「二葉の松」は姫君、「木高きかげ」とは成長した姫君の姿の比喩なのでしょうが、大木とは閉じられた宇宙であり豊かな生命力を持ち永遠に続く権力の比喩にもなります。かわいい姫君を源氏の元に差し出す理由は、姫君の社会的地位の向上のためなので、強固な権力の比喩と考えても間違いとはいえないでしょう。
 
「引き別れ」は、直前の手を「引く」が意識された語です。また初子の日に小松を引くという行事があったことから「松」の縁語でもあります。とすると「引く」という語は、「悲しく苦しい離別」と「めでたい門出、要するに賀」の両意を含意した語といえます。「引く」の語は「辛い別れ/めでたい門出」というこの場の両意を表した語であるのです。
 
「末遠き」も珍しい語。「末永き」がよく聞く言葉です。「松」は「待つ」と掛けられ詠むことが多いことを考えると、「姫君との再会までが遠い」ことを暗示しているのではないでしょうか。
 
表現のひだを味わうとなかなか奥の深い一首でした。
 

4月6日 成就院「花まつり」を行いました。

本来は4月8日が「花まImg_3412つり」なのですが、ちょうど日曜日で寺の前に人通りがいので、金曜日に変更しました。
 
今年は初めて、モグモグ食堂に参加してくれる「結ふる」さん、近くの保育園に声を掛けてみました。すると合わせて25人の子どもたちが来てくれました。にぎやかはなやかな「花まつり」となりました。
 
門前に花御堂を出し、甘茶とお菓子のお接待と古本市を行います。「甘茶を飲むのは子どもの時以来」という方、「生まれて初めて」という方いろいろです。甘茶を飲みながらいろいろお話しができて楽しかったです。
 
保育園の子どもたちは,このとき以来、昼のお散歩に立ち寄ってくれるようになりました。お寺は人が集う場所。またご縁がつながって良かったです。
 

4月5日 下谷仏教会「花まつり」に参加してきました。

_r毎年恒例の下谷仏教会主催の「花まつり」に参加してきました。「花まつり」とは、お釈迦様の誕生をお祝いし、子どもたちの健やかな成長をお祈りする行事です。
 
集合は不忍池弁天堂。ここで子どもたちは稚児行列の衣帯を整えます。それから清水観音堂下に集合し、上野大仏パゴダで行列をします。そしてパコダ前にて灌仏をします。
 
いつもは花見客がごった返す中を歩くのですが,今年は桜の開花が早く、スムーズに行列ができました。外国人観光客の皆さんはかわいい子どもたちの姿を撮影していました。

4月3日 モグモグ食堂オープンしました。

4月のモグモグ食Img_3397_2堂は、春休み期間中ということもあり、子ども7人、おとな8人でした。
メニューは、たけのこごはん、塩たらのフリッター野菜あんかけ 、ブロッコリーのフリッター、トマトと玉子の炒め物、わかめと豆腐の味噌汁、ご飯、ジュース、果物でした。
 
旬といえば、たけのこと鱈。ちょうど筍を頂き筍ご飯決定。たらはフリッターにしてあんかけをかけることで温かなものを提供しようということになりました。
 
ブロッコリーのフリッターは初めて食べましたが、もちもち感が出ててつものゆでたブロッコリーとは別物でした。一度お試し下さい。

しまたけひとさんから漫画「気仙三十三観音巡礼レポート」届きました。

                昨年の春の「気仙三十三観音徒歩巡礼」に参加された                           漫画家しまたけひとさんから、徒歩巡礼をレポートした漫画が届きImg_3434ました。
 
単なる巡礼記ではなく、寺の由来、地域の伝説も踏まえつつ、地域の声や気仙の食べ物紹介など、観音参りの魅力が気仙の魅力があふれています。巡礼の際、昼食休憩時などみなさんと回し読みをしたところ昨年の巡礼を思い出し、大盛り上がりでした。
 
ちなみに「先達」の福田さんが登場しますが、夕方はいつも飲んでます。確かに巡礼の時そのままです。
 
わざわざ東京から来てお参りをしてくれた上、こんなすばらしい漫画を書いて頂きありがたい、地元気仙の人々に是非読んでほしい。発刊されたら購入して、しまさんを支えよう盛り上げようと話していました。
 
しまさんも地元気仙の書店にならび地元の方に読んで頂きたいと願っています。届けられた本は自費出版、ぜひきちんと刊行されるよう私もそのお力添えをしたいと思っています。

3月27日~4月2日 気仙三十三観音徒歩巡礼に行ってきました。

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3月27日~4月2日 第5回を数えます「気仙三十三観音徒歩巡礼」に行ってきました。天候にも恵まれ穏やかな日差しの中、満開の梅や椿の花を愛でながらのやわらかなお参りとなりました。

 

今年は初日27人、二日目26人、三日目17人、三日目28人、四日目19人、最終日29人、延べ計146人と大勢の参加がありました。参加者対象を学生のみでなく一般に開いた第3回が延べ56人、第4回が延べ116人であったことを顧みると、少しずつ観音霊場の存在が気仙の地に染み入ってきているように感じます。ちなみに全日参加の方は6名。

 

昨年に引き続き参加いただいた方も多く、巡礼スタートから和気藹々とした同窓会のような賑わいでした。巡礼に参加するため仕事の調整をしてくれた方もいたと聞きます。「心が同じ方向を向いている人ばかりが集まった会なので、穏やかな気持ちで共に歩くことができる」こんな感想をおっしゃった方もいました。

 

会を重ね、巡礼後も交流が生まれ、そのつながりが新たな何かを生み出していくそんな場になればすばらしいな、と思いました。結願の浄土寺では、秋の行事での再会を約してお別れしました。またみなさんの笑顔と会いたいです。

3月25日 映画「子ども食堂にて」試写会に行ってきました。

 
映画「子ども食堂にてPhoto」の試写会が渋谷ユーロスペースにて行われました。モグモグ食堂のスタッフの方々と足を運びました。
 
監督、出演者、カメラさんなど顔を見知った方が迎えてくれました.会場には160名ほどの方がいらっしゃったでしょうか。大入りでした。
 
撮影場所は西町公園、柳橋、隅田川堤、下谷神社、おかず横町、谷中、そして成就院とすべて台東区。見知ったところが次々に現れ地元民として嬉しかったです。それに加えて成就院が綺麗に写っていたこと、檀家の方がみたらきっと喜んでくれるでしょう。
 
作中では、虐待する親、される子の心のさま、児童養護施設、里親制度のしくみ、子ども食堂の意味合いなどガイド的要素もあり、教材としてもつかえそうです。
 
内容はというと、かなり重たい。訪れる子もスタッフもいろいろな問題を抱えつつ今を生きていました。
 
とても深い内容を持った映画です。役者の皆さんのご苦労も目にしました。一日も早く上映され多くの方に見て頂きたいと思います。
 

3月17日 春彼岸会が勤修されました。

3月17日 春彼岸会が勤修されました。90名の参加がありました。
 
今春は、児童養護施設出身で大学2年生の宮田圭さんに、「親と暮らせない子の〈過去〉〈現在〉〈未来〉」という題でお話し頂きました。
 
自らの児童養護施設に入らねばなせなかった経緯、施設や学校での生活、そして卒業後の進路についてお話し頂きました。なかなか見えにくい社会的養護を必要とする当事者の声を直接聞けたというのは意味あることだったと思います。
孫の世代である宮田さんの真摯な生き方に檀家の方々は熱心に耳を傾け共感しててくれたと思います。それにしても、自らの来し方・行く末を客観的に見据え、淡々とお話しする姿勢がすごいですね。
 
法要終了後、軽食をとりながら懇親を深めて頂きました。

玄関のリフォーム完成いたしました。

各所で施設がバリアImg_3433フリー化されています。では、お寺もといいたいところではありますが、築90年にならんとする本堂・書院は立て直さない限りまず無理です。
 
そこで、段差のあるところには手すりを付けようと改修をいたしました。
 
正面玄関には左右三カ所の手すりを付け、両扉をはずし出入口を広くし、腰を掛けて靴を履いて頂こうと椅子を設けました。その他、照明を取り替えたり、すのこを新調しました。
 
広々と明るくなった玄関。彼岸会にいらっしやったみなさんは、手すりがあると便利ねとたいへん喜んで頂きました。

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